娘が、ピアノをやめることになりました。
年中、4歳の頃からお世話になっていた教室で、ピアノを始めてからは5年5ヶ月。
振り返ってみると、娘から「ピアノをやめたい」と言われたことは、一度もありませんでした。
「今日は休みたい」と言うこともなく、毎週当たり前のようにピアノへ通っていました。
最初は小さな手で鍵盤を押していた娘が、いつの間にかいろいろな曲を弾けるようになっていて。
発表会では、パイレーツオブカリビアン「彼こそが海賊」や魔女の宅急便、「Summer」、そして「エリーゼのために」にも挑戦しました。
特に印象に残っているのは、耳で聴いた曲を自分で弾くこと。
最近では、Mrs. GREEN APPLEの曲まで耳コピして弾けるようになりました。
「え、そんなことできるの?」
母の私が、何度も驚かされました。
5年5ヶ月の間には、もちろんいろいろなことがありました。
発表会に出る予定だったのに、インフルエンザになってしまい、出られなかったこともあります。
その経験から、
「次の発表会は、もう出なくてもいいかな……」
なんて話すこともありました。
それでも、ピアノそのものを嫌いになったわけではありませんでした。
そんな娘が、今度は「バスケをやりたい」と言い始めました。
兄の影響があるのか、ないのか。
一緒に暮らしてきた兄がバスケをしている姿をずっと見てきたからなのか、それとも、お友達と一緒にやりたいと思ったからなのか。
理由は、ひとつではないのかもしれません。
そして、4年生、10歳になったこのタイミングで、娘もバスケを始めることになりました。
娘は3歳の頃から、フラダンスもずっと続けています。
これからは、バスケとフラダンス。
「バスケとフラを頑張る」と、娘自身が話しています。
ピアノを5年5ヶ月続けてきた娘が、これからは新しいことに挑戦しながら、今まで続けてきたフラダンスも大切にしていく。
その姿を見ていると、娘なりに自分のやりたいことを考え、自分で選んでいるんだなと感じます。
だからこそ、応援したい。
そう思う一方で、ピアノのレッスンへ向かう娘の姿を、もう見られなくなるのだと思うと、やっぱり少し寂しくなります。
毎週のように通った道。
レッスンのあとに、弾けるようになった曲を聴かせてくれた時間。
発表会に向けて、名前を呼んでお辞儀するところから一緒に練習した日々。
そうしたひとつひとつが、これから少しずつ過去になっていくのだと思うと、親の私のほうが、なかなか気持ちを切り替えられずにいます。
でも、娘にとっては「やめる」というより、
次にやってみたいことが見つかった。
そして、これまで続けてきたフラダンスも、これからも頑張っていく。
そんなふうに、前を向いているのかもしれません。
ひとつのことを長く続けることも大切。
でも、今の自分が「やってみたい」と思ったことに進んでいくことも、同じくらい大切なのだと思います。
5年5ヶ月、毎週ピアノに通った娘。
たくさんの曲を弾けるようになったことだけではなく、続けることや、できなかったことが少しずつできるようになる喜びも、きっと娘の中に残っているはずです。
そして、その経験はこれから先、バスケやフラダンスに向き合うときにも、きっと娘の力になっていくのだと思います。
これからは、ボールを追いかける毎日が始まります。
3歳から続けているフラダンスと、新しく始めるバスケ。
ピアノからバスケへ。
そして、これからも続いていくフラダンス。
娘の新しい毎日が、どんなふうになっていくのか。
寂しさはあります。
けれど、それ以上に、娘が自分で選んだ道を歩いていく姿を、これからもそばで見守り、応援していきたいと思っています。
母としては、ちょっと楽しみです。
これからはバスケとフラダンス。
新しく始めるバスケのために、少しずつ必要なものを揃えています。
小学生女子がバスケを始めるときに準備したもの
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