はじめに
学生服を購入したお店で「裾直し無料ですよ」と言われて安心していた私。でも、実際にズボンの裾上げをお願いしようとしたら追加料金がかかることが判明してびっくり!…
「4cmまでは無料、それ以上は有料で1100円です」との返答。
えっ!? そんなこと、聞いてないよ…。
成長期の子どもで「4cmしか伸びてない」なんてほぼないのでは?
なんだかちょっとやられた気分になってしまいました。
とはいえ、持っていけば1100円。
それなら自分でやってみよう!と、裾直しに挑戦することに。
ハンドメイドが好きな私が、リッパーと針と糸を使って、
ズボンの裾をほどいて、測って、縫って、アイロンで仕上げるまでにかかった時間は約1時間半。
この記事では、その一部始終を写真つきで紹介します。
「学生ズボン 裾直しのやり方がわからない」「自分でできる?ミシンないけど大丈夫?」という方の参考になればうれしいです。
裾直しに必要な道具

- リッパー(縫い目をほどく用)
- 針と糸(糸はズボンと同じ色が理想)
- 定規orメジャー
- チャコペン(印つけ用 必要に応じて)
- アイロン(仕上げ用)
- 裁縫ばさみ(必要に応じて)
ズボンの裾を何cm出す?成長期に合わせた調整例
入学から1年が経ちました。
元の裾丈は、ウエストから約100cm。
夏服なので少し短めにしたかったので、109cmで設定しました。
※「100cm→109cm?」と見えるかもしれませんが、これは裾を出す作業で、長さを伸ばしたということです。→「そう、10cmも伸びてたんです!さすが成長期」
裾直しの手順
1. 裾の縫い目をリッパーで丁寧にほどく

ミシンで縫われた裾を、リッパーで一目ずつゆっくりほどいていきます。
糸を切って、引き抜いて、地道な作業ですがここが第一歩!
2. 長さを測って印をつける

希望の長さ(今回は109cm)を測り、裾の位置にチャコペンで印をつけます。
3. アイロンで折り目をつける
印をつけたところで一度アイロンをかけて、折り目をきっちりつけます。
これをやるだけで、仕上がりがグンときれいになります。
4. 手縫い or ミシンでまつり縫い

私は今回は手縫いで。目立たないようにまつり縫いで仕上げていきます。
ズボンの表に縫い目が響かないよう、丁寧に縫うのがコツ。
5. 仕上げのアイロン

縫い終わったら、最後にもう一度アイロンで折り目を整えます。
これで市販品と変わらないような見た目に!
やってみて分かった、手間と達成感
トータルで約1時間半かかりました。
正直、「お店にお願いして1100円払う」のも全然アリだと思います。
でも今回のように「無料って言ってたのに、4cmだけだった…」という
モヤモヤを解消するためには、自分でやってみるのも一つの選択肢だなと思いました。
手間はかかるけれど、次回からも自分でできるようになったのは大きな収穫。
もし同じように「無料のはずが…」とがっかりした人がいたら、
「自分でやる」方法もあるよ、ということを伝えたいです。
あなたのお子さんの学生ズボンはどうですか?成長期で裾が短くなってきた…という方は、ぜひ一度チャレンジしてみてくださいね。
私が購入した学生服屋さんでは、サイズ変更が4cmまでが無料でした。他のお店ではどうなのか、気になる方は事前に確認してみてください。
まとめ
- 学生ズボンの裾直し「無料」は条件つきのこともあるので要確認!
- ハンドメイド初心者でも、道具と時間があれば裾直しは可能
- 節約したい人・ちょっとしたモヤモヤを晴らしたい人にはおすすめ
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